クレジットカードのリボ払いの利息は過払い金請求できるのか?

クレジットカードリボ払いは、月々の返済額が少ないため利用する人も多い返済方法です。しかし、その「月々の負担が少ない」ということは支払いが長期化しやすく、利息も多くついてしまうという特徴があります。

リボ払いは、カードで繰り返し利用できるタイプのキャッシングや、クレジットカードのショッピングなどで利用できます。こうしたキャッシングやショッピングでリボ払いを利用している人の中には、長期にわたって支払いを続けている人も多く、一体いつから払っていて、いつ払い終わるのか見当もつかなくなっているというご相談者もいらっしゃいます。

リボ払いで支払った返済に関しても過払い金請求ができるケースがあるのです。過払い金請求ができれば、今ある支払いを減額できたり払い過ぎてしまった利息があれば取り戻したりすることができます。それでは、リボ払いのどのようなケースで過払い金請求が可能になるのでしょうか。

そもそもリボ払いとは?

リボ払いはリボルビング払いの略で、毎月指定された一定の金額を返済していく支払い方法です。返済額の規定は貸金業者によって異なるものの、月々の支払いは5,000円程度に設定できます。毎月5,000円しか返さなくていいなら楽だ、と感じるかもしれません。

しかし、1回の返済額が少ないということはそれだけ長い期間、返済を続けなければならないということです。例えば30,000円を借りてリボ払いで月に5,000円ずつ返していく場合、仮に手数料や利息が一切なかったとしても、30,000円を返し終わるためには半年の期間が必要になります。実際にはそれに加えて高い分割手数料や金利がかかります。

リボ払いの大きな特徴としては、途中でさらに30,000円を追加で借りて60,000円になった場合も、返済は5,000円のままで、返済期間が12か月に延びるということです(もちろん実際にはその間も利息がかかり続けるため、12か月で返済が完了することはありません)。

リボ払いは、追加利用しても毎月の返済金額が変わることなく月々の負担が少ない代わりに、高い分割手数料や金利がかさむためなかなか借金の元金が減らず、返済に時間がかかります。そのため元金がどのくらい減っているのか分からないままに追加利用してしまい、気付いた時には借金額が大きく膨らんでしまっているというリスクをはらんでいるのです。

リボ払いでも過払い金が発生するの?

リボ払いの利息にも過払い金が発生している場合があります。過払い金は、法律で定められている15%~20%を超える金利での貸し付けがあった場合に発生するものですので、リボ払いの金利が15%~20%を超えていれば過払い金が発生しています。

2007年から2008年頃までは、高金利でのリボ払いが横行していました。キャッシングのリボ払い金利が20%を超える消費者金融やクレジットカード会社などの貸金業者も多くあったため、その頃リボ払いで支払いをしていた人は多くの過払い金が発生している可能性があります。

リボ払いはどういう場合に過払い金請求できる?

キャッシングのリボ払いであること

貸金業者のキャッシング枠でリボ払いを利用していた場合は、その分についてのみ過払い金請求が可能となります。

クレジットカードの機能には「ショッピング枠」と「キャッシング枠」がありますが、ATMを利用して現金を借りられるサービスがキャッシングです。こうしたクレジットカードのキャッシング枠を利用した借入れは、過払い金請求の対象になるのです。その他、カードローン会社のキャッシングなどで利用したリボ払いの利息なども、もちろん過払い金請求の対象となります。

ショッピングのリボ払いも、過去には20%を超える手数料が取られていたケースもあります。しかし、これはあくまでも分割払い手数料として設定されているもので、借金の利息ではありません。ショッピング枠は法律的には貸付金(借金)ではなく立て替え金扱いとなります。過払い金請求ができるのは、お金を借りた場合の利息に関してだけですから、残念ながらショッピング枠で利用したお金の過払い金請求はできないのです。これは例えばエステや脱毛などのローンにも当てはまります。

今も利用中であるか、払い終わった日が10年以内であること

過払い金請求は10年の時効があり、時効を過ぎてしまうと過払い金が消滅してしまいます。「金利が高かったころの借金なんて随分前だから取り戻せない」と思われるかもしれませんが、まだあきらめないでください。この時効は、最終の取引から10年経過時点で成立するものだからです。つまり、その頃から継続してリボ払いでのキャッシングを利用し続けている場合は、過払い金請求がおこなえる可能性が高いということです。

また、既に返し終わっている場合でも、完済した日から10年以内であれば過払い金請求をすることができます。

「過去にキャッシングをしていたが、それが10年以内かどうか記憶が曖昧で、もしかしたら過ぎているかも」「過去に自分がいくらの金利で借りていたか忘れてしまって思い出せない」というような場合でも、まずはにご連絡ください。10年の時効は、過払い金請求の申し立てを起こした時点でストップします。悩んでいる間にも刻一刻と時が過ぎてしまいますので、まずは過払い金請求できるかどうか調べてみることをおすすめします。

クレジットカードの過払い金請求は残債に注意

クレジットカードの過払い金請求はキャッシング利用分のみ可能となっています。リボ払いも同様にキャッシングの利用分でのみ過払い金請求できます。しかし、いざ過払い金請求した際にショッピング利用の残債が残っている場合は過払い金請求をして返還された金額を、ショッピングの残債の返済にあてることになります。

返還される過払い金を返済に充てて残債を0にすることができればいいですが、もし残債が多くて残ってしまった場合はブラックリストにのることになります。

まずは、自分のクレジットカードの利用状況をしっかりと確認してから過払い金請求をすすめていきましょう。

クレジットカードの過払い金請求は司法書士へ相談

クレジットカードの過払い金請求は状況によっては複雑でなかなか自分で手続をするには難しいです。
キャッシングでの利用は完済していても、ショッピングで利用している状態で過払い金請求をすると場合によってはブラックリストにのってしまったり、そのクレジットカードの利用ができなくなったり、注意が必要です。
うかつに手続きを進めてしまって後悔することにならないように、一度司法書士に相談することをおすすめします。

弁護士法人きわみ事務所では無料で過払い金の調査をおこなっておりますので、疑問などあればお気軽にフリーダイヤルまたはメールフォームからお問い合わせください。

  • 弁護士法人きわみ事務所 代表弁護士
  • 増山晋哉

大学卒業後、大阪市内の法律事務所で経験を積み、独立開業。

きわみ事務所では全国から月3,500件以上の過払い・借金問題に関する相談をいただいております。過払い金請求に強い弁護士が累計7億円以上の過払い金返還実績を上げていますので、少しでもお困りのことがあれば無料相談をご利用ください。

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